気象庁、気温などの基準となる「平年値」を10年ぶりに更新

 気象庁はこのほど、気温や降水量、日照時間などを比べる際の基準となる「平年値」を10年ぶりに更新した。従来は1971-2000年の観測値を利用してきたが、今回から1981-2010年のデータを利用した。地球温暖化の影響から全国の主要地点の年間平均気温は0.2-0.5度高くなった。
 大都市はヒートアイランド現象の影響も加わり上昇幅が大きく、東京、大阪の年平均気温はともに前回に比べ0.4度上昇、東京は16.3度、大阪は16.9度。真夏日の日数は東京が2.9日増えて48.5日、大阪は5.3日増えて73.2日となった。

■エコキーワード
・地球温暖化
 人間の活動の拡大により二酸化炭素などの温室効果ガスの濃度が増加し、地表面の温度が上昇すること。
・真夏日
 一日の最高気温が30℃以上の日。最高気温が35℃以上の日は猛暑日という。
・ヒートアイランド現象
 都市部の気温が郊外に比べて高温になること。等温線を描くと、都市中心部を中心にして島のように見えるためにヒートアイランドと呼ばれる。冬や夜間の気温上昇が著しく東京の場合、1920年に70日あった冬日がゼロに。夏の熱帯夜の日数は3倍以上に増えている。

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