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IHI、 航空機向け燃料電池の開発で米ボーイングと提携

 IHIは3日、米ボーイングと航空機電源用の再生型燃料電池システムを共同で研究開発すると発表した。再生型燃料電池はエンジンと独立して電気を供給することができるので、航空機の電力システムの負荷を低減、さらに航空機の環境負荷を低減することができるという。2013年までに航空機に搭載して実証実験を始めたいとしている。

 再生型燃料電池仕組みは、発電機による発電能力の余裕分を利用して水を電気分解し、水素と酸素を生成・保存する。電力が不足する時に蓄えていた水素・酸素を使って発電する。航空機に必要な電力は主にジェットエンジンで発電されるが、ジェットエンジンは飛行のための推力を生み出しており、発電能力はジェットエンジンの出力状況に左右される。再生型燃料電池を組み込むことで、ジェットエンジンによる発電量低減や電力システムの小型軽量化を実現、燃料消費量を削減する。之の結果、航空機の二酸化炭素排出量を削減する。

▽燃料電池
 水の電気分解などにより、水素と酸素を製造・蓄積し、水素と酸素の化学的な結合反応によって生じるエネルギーにより電力を発生させる装置。反応により生じる物質は水だけで、クリーンで、発電効率も高いため、地球温暖化問題の解決策として期待されている。現在、各企業が燃料電池自動車、家庭用の燃料電池などの開発、商品化に取り組んでいる。

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