JSRと三菱商事は23日、JSR四日市工場(三重県四日市市川尻町)で、最新鋭・高効率の大型天然ガス焚きガスタービンコージェネレーション設備の運用を始めた。三菱商事が100%出資で設立した発電事業会社であるMCJエネルギーサービスが設備を建設し、JSRが運転業務・保守管理を行い、JSR四日市工場に電力と蒸気を供給する。
JSR四日市工場では従来、石炭及び重油焚き蒸気ボイラーを用いた発電、蒸気供給を行なってきたが、今回の天然ガスを燃料とする新設コージェネを稼動させることで、重油焚きボイラーの使用を抑制、重油の使用を大幅に削減し、CO2排出量削減などの環境負荷を低減する。
三菱商事は、エネルギー(電熱)調達のアウトソーシングという顧客ニーズを捉え、顧客毎にオンサイト発電事業会社を設立する形態でエネルギー供給事業を展開しており、今後も事業拡大に取り組む。
| ○設備概要 | ||
| 方 式: | 乾式低NOx型ガスタービンを使用した排気助燃方式 | |
| 型 式: | ガスタービン;航空転用開放サイクル二軸型ガスタービン 排熱ボイラー;自然循環単胴形複圧式排熱ボイラー | |
| 台 数: | 1基 | |
| 定格出力: | 21,900kW(大気温度5ºC) | |
| 蒸気量: | 75t/h | |
| 効 率: | 総合効率 80~90% | |
| ○設備稼働開始期間 | ||
| 2010年4月10日より商業運転開始 | ||
| ○システム構成図 | ||
▽エコキーサード
・コージェネレーション
石油やガスなどの一次エネルギーから、動力と熱、あるいは電力と熱のように2種類以上の二次エネルギーを取り出すシステム。熱併給発電、熱電併給ともいう。原動機としてガスタービン、ガスエンジンやディーゼルエンジンを用いて動力や電力を得ると同時に、その排熱を利用して蒸気、温水や冷水を得ることができるため、システム全体としてのエネルギー効率は極めて高い。



























