2017年夏・防災気象情報の変革と豪雨災害~報道はどう変わったか


2017年夏・防災気象情報の変革と豪雨災害~報道はどう変わったか

本文はNHK放送文化研究所
 NHK放送文化研究所は2017年5月から7月にかけて、気象庁がおこなった防災気象情報の大幅な変革により、報道がどのように変化したか調査した。
 地球温暖化にともなう気候変動により、大規模災害が発生するリクスが高まり、気象庁は「特別警報」などで注意を喚起しているが、5月から7月の変革では災害の切迫性を初期の段階から分かりやすく可視化して伝えることにの重点を置いたという。
 気象庁の情報提供を受けて、「NHKはそれらをどう伝えたのかを明らかにし、洪水の報道がどのように変わったかを考察した」という。
 情報の可視化により、警報級の可能性「高」・「中」と注意・警戒時間帯の色分け表示により、大雨が降る一定のリスクを伝えていた。しかし、「短時間に局所的に発生する積乱雲の予測に限界があることから、並外れた大雨の可能性を早い時間帯から伝えることはできなかった」。
 「大雨警報と洪水警報を補完する浸水害と洪水の危険度分布は、警報発表後の早い段階から危険度最高レベルを表示し、的確に危機が差し迫っている状況を可視化していた」とし、ビッグデータを高速で処理し可視化する技術の進展により、リアルタイム解説の高度化が予想されると、気象情報の高度化への期待を示している。

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