大林組、二酸化炭素排出量を8割削減した低炭素コンクリート開発

oobayasi517.jpg 大林組(本社:東京都港区、社長:白石達、以下「大林組」)は、環境負荷低減技術の一つとして、二酸化炭素排出量の極めて少ないコンクリートを開発したと発表した。 同社が開発した低炭素コンクリートは、製鉄過程で生じる副産物の高炉スラグの微粉末などの混和材料を増やしとともに、特殊な薬剤を採用することで、一般のコンクリートと同程度の扱いやすさと強度を確保したという。この結果、特定の設計基準強度で、二酸化炭素排出量が1立方メートルあたり50kg以下と、一般のコンクリートに比べ80%以上削減できたとしている。

 各種建造物の主な材料であるコンクリートからは、1立方メートルあたり約300kgの二酸化炭素が発生する。2008年度の生コンクリートの国内生産量1億100万立方メートルから換算すると、30000万トン/年以上の二酸化炭素を排出していることになる計算。インフラなどの建設にともなう環境負荷を低減するには、使用量の多いコンクリートを低炭素化が重要だった。

 また、この低炭素コンクリートは、扱いやすさ及び強度だけでなく、コストも一般のコンクリート並という。。更に、ひび割れの原因となるコンクリート打設後の発熱量も少なく、一般構造物だけでなく大型構造物に使用されるマスコンクリートにも最適なコンクリートとと説明している。

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA