カリフォルニアワインを襲った悲劇--それでも、トランプ大統領は温暖化対策に背を向けるのか?

米カリフォルニア州で起きている山火事は温暖化が原因であるとする趣旨で書かれたリコー経済社会研究所の研究員による記事。

 米タイム誌の記事の引用や、米農務省の「気候変動(温暖化)による影響と長引く干ばつによって山火事への対応が厳しくなってきている」と指摘などから、規模が大きな山火事は、米西海岸に集中しており、温暖化が進むと同地域の西部から北西部にかけて冬の乾燥と夏期の猛暑が進み、燃え広がりやすい条件が整ってしまう、という。
 温暖化も確かに原因かもしれないが、もともとこの地域は乾燥地帯であり、以前から「サンタアナ風」と呼ばる、山火事の原因となる高温低湿度の危険な風は知られている。
 米国だけでなくオーストラリアなどでも乾燥地帯での山火事は多い。BBCは、強風によって送電線から出火した可能性を指摘している。
 温暖化によってさまざまな気候変動が起きているのは事実だが、カリフォルニア州の山火事の原因を温暖化に特定するのは強引であり、それをもってパリ協定に反対するトランプ大統領の責任を問うような指摘はいかがなものか。

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