UPS、アジアでカーボン・ニュートラル輸送サービスを開始

 UPS(NYSE:UPS)は、7月12日よりカーボン・ニュートラル輸送サービスの提供を開始いたします。同サービスは、アジア太平洋地域の13カ国・地域(日本、中国、香港、韓国、台湾、シンガポール、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、オーストラリア、マカオ)において利用可能で、1梱包あたり70円の追加料金で、出荷貨物輸送時に発生する二酸化炭素を相殺することができます。また、すべての出荷のカーボンオフセットを希望されるお客様が契約ベースで利用できるサービスもご提供いたします。

 この「グリーン」なサービスは、UPSの長年にわたる持続可能な事業運営への取り組みと環境に配慮した商品に対する市場のニーズを反映したものです。

 UPSアジア太平洋地域プレジデントのデレク・ウッドワードは次のように述べています。「お客様からは、簡単でコスト効率の高い方法によって、現実的かつ具体的に気候変動の問題に対処したいという要望をいただいていました。UPSのカーボン・ニュートラル輸送サービスにより、今後お客様は、出荷手続きの際に該当箇所にチェックマークを入れるだけで、サプライチェーンにおける環境課題に対応することができます。」

 本サービスの導入にあたり、UPSは自然保護団体「ザ・ネイチャー・コンサーバンシー(The Nature Conservancy)」および環境保護基金「ザ・コンサベーション・ファンド(The Conservation Fund)」が監督するカーボンオフセットプロジェクト「ガルシア・リバー・フォレスト・クライメット・アクション・プロジェクト(Garcia River Forest Climate Action Project)」から排出権を購入しました。また、このプログラムへの参加を奨励するために、2010年には100万ドルを上限に、お客様が支払った金額に相当する排出権をUPSが購入します。

 貨物輸送時に発生する二酸化炭素排出量は、現在および過去の業務データ(輸送距離や輸送手段)および包括的な二酸化炭素インベントリをもとに算出されます。こうしたUPS独自の算出方法は、検査機関SGS(※Socete Generale de Surveillance)の検証を受けており、カーボンオフセットのプロセスはオフセットプロバイダーであるカーボン・ニュートラル社(The Carbon Neutral Company)の認証を受けています。また、算出基準は「温室効果ガスプロトコル」と呼ばれる、世界で最も広く使用されている二酸化炭素排出量の算定および報告のための国際基準に準拠しています。

 ※検査機関SGS(Socete Generale de Surveillance)の正式表記は関連資料を参照

 お客様が貨物輸送に伴う二酸化炭素排出量の相殺を希望する場合、UPSは二酸化炭素排出量を算出し、認定を受けた高品質のカーボンオフセットをお客様に代わって購入します。UPSが購入の対象とするオフセットは、「ゴールド・スタンダード」「ボランタリー・カーボン・スタンダード」「クライメット・アクション・リザーブ」のいずれかの認証を受けたものとなります。

 UPSは業務の効率化、環境保護への取り組み、そして業界をリードするイノベーションによって、世界中で持続可能な事業運営を行っています。
 UPSの環境プログラム全般についての詳細は
 <http://www..responsibility.ups.com>をご覧ください(英語のみ)。
 また、UPSのカーボン・ニュートラル輸送サービスについては
 <http://www..ups.com/carbonneutral>をご覧ください(英語のみ)。

▽キーワード
・カーボン・ニュートラル
 一般的にはライフサイクルの中で、二酸化炭素の排出と吸収がプラスマイナスゼロのこと。よく例として用いられるのは植物で、成長過程での光合成による二酸化炭素の吸収量と、植物の焼却による二酸化炭素の排出量が相殺され、実際に大気中の二酸化炭素の増減に影響を与えないと考えられる。二酸化炭素排出量を削減するための植林や自然エネルギーの導入などは、人間活動による二酸化炭素の排出量を相殺できることもカーボン・ニュートラルと呼ぶことがある。

・カーボンオフセット
排出したCO2(カーボン)を、森林吸収源を守る植林やクリーンエネルギーなどの事業に投資することなどにより、排出した分を相殺(オフセット)する仕組みのこと。

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