イオン、レジ袋売上金で二酸化炭素の排出権を購入

 スーパー大手のイオンが、「国内クレジット制度」と呼ばれる二酸化炭素の排出権取引により、約1万5000トンの国内排出権を購入したと発表しました。レジ袋の有料配布による収入のうち約4000万円を利用して購入したそうで、国内クレジット制度による取引としては国内で最大規模といっています。

 「国内クレジット制度」は、大企業の技術や資金により中小企業等が行った温室効果ガス排出抑制のための取組みによる排出削減量を認証し、大企業が自主行動計画や試行排出量取引スキームの目標達成に活用する制度です。中小企業だけでなく、農林業なども対象になります。

 イオンは2007年に大手スーパーとしては初めてレジ袋を1枚5円の有料化に踏み切った。その収益金を排出権の取得に利用したが、海外から購入するのではなく、政府が認証した国内の排出枠を買い取った。

 排出権取引はあらかじめ国や自治体、企業などの排出主体間で排出する上限を決め、上限を超過して排出する主体と権利を下回る主体との間で排出権を売買をすること。上限はキャップと呼ばれ、取引はキャップ・アンド・トレードともいわれます。

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA