水俣病の身認定患者救済問題が決着へ・和解案を原告団が受け入れ

 水俣病の未認定患者約3000人で組織する「水俣病不知火(しらぬい)患者会」が、国や熊本県、原因企業のチッソに損害賠償を求めている裁判で、原告の不知火会は和解に応じることをになり、24日に東京、25日に熊本、28日に大阪の各地裁で和解が成立する見通しとなりました。水俣病をめぐる裁判で、国と和解が成立するのは初めてです。

 和解により、チッソは一時金として1人当たり210万円と団体加算金34億5000万円を支払います。また、国と県が月額最高1万7700円の療養手当などを原告側に支給します。

■エコキーワード
・水俣病
 四大公害病のひとつ。チッソ水俣工場から排出されたメチル水銀が水俣湾に流れれ、生物濃縮を経て魚介類中に蓄積し、それを大量に食べることによって発生した公害病。1956年に熊本県水俣湾周辺の住民に発生が報告された。
 1964年ごろから新潟県阿賀野川下流域でも同様の症状を示す患者が発生し、第2水俣病または新潟水俣病と呼ばれている。

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