NECグループ、「環境経営行動計画2017/2030」を策定

 NECグループは9日、グループビジョン2017で目指す「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現するグローバルリーディングカンパニー」を環境面から具現化するために、「NECグループ環境経営行動計画2017/2030」を新たに策定したと発表した。

▽同社発表の概要は下記の通り。

■「NECグループ環境経営行動計画2017/2030」
 中期目標設定をNECグループビジョン2017と同じ2017年度、長期目標設定を2030年度とし、以下の4点について目標を設定。
 ・低炭素:社会全体のCO2削減にITソリューションで貢献
 ・低炭素:製品のエネルギー効率の改善
 ・生態系・生物多様性保全に向けた活動の強化
 ・資源循環、省資源の推進

 1.低炭素:社会全体のCO2削減にITソリューションで貢献
  自らの生産やオフィスにおけるCO2排出の抑制に努めると同時に、ITソリューションの提供を通じて社会全体のCO2排出抑制に貢献する。
  ・2030年度 5,000万トンのCO2削減効果を実現
  ・2017年度 1,500万トンのCO2削減効果を実現

  以下の、人々の活動の『働く』『移動する』『生活する』全ての分野で、CO2排出抑制に貢献していく。
  『働く』分野
   ・C&Cクラウド
   ・データセンターまるごとエコ
   ・オフィスまるごとエコ
   ・サプライチェーン
  『移動する』分野
   ・ITS(※1)
   ・物流
   ・電気自動車用電池
  『生活する』分野
   ・家庭(HEMS(※2))
   ・スマートグリッド/蓄電システム
   ・自然の見える化

 2.低炭素:製品のエネルギー効率の改善
  製品のエネルギー効率を更に高め、お客様の使用段階でのCO2発生を抑制。
  ・2030年度
   全製品加重平均(※3)で90%の改善を実現
   全製品群個々について80%の改善を実現(2005年度製品比)
  ・2017年度
   全製品加重平均で80%の改善を実現
   全製品群個々について70%の改善を実現(2005年度製品比)

 3.生態系・生物多様性保全に向けた活動の強化
  『NECグループ生物多様性行動指針』に基づいて活動内容を充実する。
  ・地球観測衛星による宇宙からの観測技術、無線センサー端末による自然生態系モニタリングなど、生態系・生物多様性保全に貢献する観測技術、ソリューションを提供
  ・「植林」や「NEC田んぼづくりプロジェクト」、「MDD(※4)運動」など、NECの先進的取り組みを、今後更に強化

 4.資源循環、省資源の推進
  NECの環境への貢献度の高い全てのプラスチック使用製品にバイオプラスチックを導入することにより、石油資源の枯渇問題への対応に貢献する。
  ・2017年度 全ての主要製品(※5)へのバイオプラスチック適用

■進捗レビューのためのNECグループ「炭素統計(※6)」の導入
 事業活動全体を通じたCO2排出量及び削減貢献量を、「炭素統計」として”見える化”することにより、CO2削減活動への社内の意識を高めるとともに、CO2削減貢献事業を促進し、低炭素社会での持続的で競争力ある事業活動を進める。

※1
 ITS:Intelligent Transport Systems/高度道路交通システム
※2
 HEMS:Home Energy Management System/住宅内のエネルギー消費機器や発電装置を、ICT技術の活用によりネットワークでつなぎ、各機器の運転を最適な状態に制御して、省エネルギーをトータルで実現するためのシステム
※3
 製品性能を考慮した省エネ効果
※4
 MDD:NEC Make-a-Difference Drive/全世界のNECグループ社員が参加するボランティア活動
※5
 屋外設置製品等、バイオプラスチックでは性能が維持できない製品については対象外
※6
 事業活動のCO2削減貢献量・CO2排出量、及び製品の省エネ化によるCO2削減効果を集計・整理する

 

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA