富士通、取引先向けに「生物多様性ガイドライン」を配布

 富士通は8日、取引先向けに「生物多様性ガイドライン」を作成し、当社および当社グループ会社の取引先に提供を始めた。このガイドラインは、サプライチェーンでの生物多様性保全に関する活動の浸透と拡大が目的。富士通グループの「生物多様性行動指針」ならびに「生物多様性ガイドライン」を基に、取引先がそれぞれの業態に応じて生物多様性保全の取り組みを実施する際の参考にしてもらう。富士通では自社での生物多様性保全の活動強化に取り組むとともに、取引先を含めたサプライチェーン全体で生物多様性保全活動を推進するとしている。

▽同社発表の概要は下記の通り。

 今年10月に名古屋でCOP10(注1)が開催されるなど、生物多様性への関心が高まる一方で、一般の人々や企業の中では生物多様性との関係認識が充分に浸透しておらず、生物多様性保全の活動が拡大していないのが課題となっています。

 当社は、生物多様性への取り組みは地球温暖化防止への取り組みと並び、企業をはじめあらゆる主体が取り組むべき重要な課題の一つと考え、「ビジネスと生物多様性イニシアチブ(注2)」に2008年5月に署名し、「リーダーシップ宣言」を行いました。ここでは、自らの事業活動における生物多様性への取り組み推進はもとより、お取引先と生物多様性に関する目標を共有化し、協調して取り組むことを約束しています。

 また、2010年4月に発表した「第6期富士通グループ環境行動計画(注3)」において、当社は生物多様性保全を重点分野の一つとして設定し、自社の事業活動はもとより、サプライチェーンを含めた生物多様性保全への取り組みの推進を目標に掲げています。

 これらを踏まえ、今般当社はお取引先向け「生物多様性ガイドライン」を作成しました。

■お取引先向け「生物多様性ガイドライン」
 当社は2009年10月に当社グループ向け「富士通グループ生物多様性行動指針」を策定するとともに、生物多様性に配慮した業務および社会貢献活動に取り組むための「富士通グループ生物多様性ガイドライン」を作成しました。「富士通グループ生物多様性ガイドライン」は、お取引先においても参考となる事例を数多く掲載するなど、お取引先の活動をより具体化し推進する上で参考になると考えられることから、これを再編集し、お取引先向け「生物多様性ガイドライン」を作成しています。

 本ガイドラインでは、生物多様性の意味や、保全の重要性、これまでの環境保全活動との関り合いを明確にするとともに、多くのお取引先でも参考となるような、さまざまな事業活動に応じた生物多様性保全に関する取り組み事例を幅広く掲載しています。

[主な記載項目]
 目的/生物多様性とその現状/環境活動における生物多様性保全の位置づけ/企業の役割/取り組みのアプローチ/事業活動における生物多様性への配慮事項/普及活動/参考情報 ほか

■商標について
 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【 注 釈 】
注1:COP10:生物多様性条約第10回締約国会議。COPはConference of Partiesの略。今年の10月に名古屋で開催予定。

注2:ビジネスと生物多様性イニシアチブ:
 生物多様性条約の目的を達成するために、民間部門が強く携わることを狙いとしてドイツ連邦環境・自然保護・原子炉安全省が発足させた団体。

注3:第6期富士通グループ環境行動計画:
 2010年度から2012年度に富士通グループが取り組むさまざまな環境活動の目標をまとめたもの。2010年4月15日に発表。

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