トヨタなど軽油代替の合成燃料によるバスの運行実験

 トヨタ自動車、日野自動車、昭和シェル石油は、天然ガスを原料にしたFTD(Fischer-Tropsch Diesel)燃料と植物油を原料にした水素化バイオディーゼル燃料の混合燃料で、ハイブリッド路線バス運行する実験を7月1日より開始する。

 FTD燃料は、Fischer-Tropsch製法による合成液体燃料。この燃料は排出ガスのクリーン化に大きく寄与し、軽油と比べ排出ガス中におけるPM(粒子状物質)を約50%、HC(炭化水素)およびCO(一酸化炭素)を約20%低減できるという。また、市場導入時には既存のインフラを活用できること、天然ガスだけでなく資源が豊富な石炭やバイオマスからも製造が可能なことから、エネルギーセキュリティの観点からも軽油に代わる有望な代替燃料と考えられている。

 実証運行では、CO2抑制の観点から、FTD燃料とバイオ由来の水素化バイオディーゼル燃料との混合液体燃料が、長期間、車両改造を伴わずに利用できることを実証するためのものであり、車両に使用される燃料噴射系部品や、燃料ホースなどへの影響を調査する。車両は、東京都交通局の保有するハイブリッド路線バス「日野ブルーリボンシティ ハイブリッド」を使用、都営バス小滝橋営業所を起点に東京都区内で営業運行を実施する。

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